いつも子どものお世話でいそがしい、お母さんたちへ。
お母さんは朝から、あれやこれやと忙しくしているのに、だれも誉めてくれません。ほっと一息ついたかと思うと、子どもから遠慮のないオーダーが入り、思わずギャーっと叫んでしまうことも。
ぱたっと寝た子どもの顔を見て「ごめんね」とつぶやく日々。
そんなこんな激動の日々が続くと、ストレスがたまりますよね。
今日はそんなストレス発生の仕組みと、どうやってそのストレスを解消できるかを、チョー簡単にお伝えします。
頭の中の桃と馬【UNITED】
イヤなことや、怖いことがあると、頭のど真ん中あたりにある、小さな2つの桃がびっくりします。
びっくりした桃は、頭の中にいる友だちに連絡をして、最後にコルチくんという、とてもやんちゃな物質が生まれます。
このコルチくんがストレスの原因です。
これが増え続けると、イライラが爆発!コルチくんが頭の中で暴れることによって、ストレス反応が起こります。
正義の味方は「馬」
知ってますか?みなさんの頭の中には一匹の馬がいるんです。この馬はとても優秀で、コルチくんの暴走にブレーキをかけてくれます。
また、この馬は頭がよくて、いろんなことを記憶してくれてもいるんです。
この一匹の優秀な馬。この馬がストレスを解消くしてくれる、お母さんたちの正義の味方です。
馬は走らないと死にます
なんとも衝撃的なタイトルですけど、本当らしいです。
じっさいに、ストレスを抱えつづけて過ごした人の馬は、小さくなっていたそうなんです。
だからちょっとしたもの忘れや、記憶が飛んでしまうのも、このことが関係しているんですって。
馬を走らせて元気にしてあげないと、コルチくんに負けて小さくなって、走れなくなります。
でも大丈夫。運動することで、その馬を元気にさせることができます。
たくさんの研究結果
頭の中の桃と馬のことについて、研究するすごい人たちがいます。
本当にすごいと思います。
この人たちのおかげで、ストレスの正体を私たちは知ることができます。
ストレス解消には運動がいい!とは何度も聞かされましたけど、頭の中のことについては、これまで聞くことがなかったですよね、きっと。
ちょっと軽い運動で、桃と馬のいい関係を保つ
この人たちの研究によると、運動している人たちのグループは、ストレスを感じることがやはり少ないようです。そして、その理由は頭の中の桃と馬の関係だと説明してくれています。
運動といっても、アスリートレベルの運動は必要ないです。ちょっと20分くらいのウォーキングだけでも、馬は元気になります。
1回やるだけでは効果はないですけど、ストレスを軽くするための、少しの運動なら、継続するのもきっとかんたんですね。
「天高く馬肥ゆる秋」晴れた天気のいい日に、子どもといっしょに散歩して、馬を走らせてあげてください。きっと効果があるはずです。