準備してあげないと行動を起こせない子が増えてる気がします。重要な決断を誰かに任せたり、自分で選択する勇気をもてない子がいることも気になっています。
必須の自律心
中学年代で自律心を育成することは必須です。なぜなら自律心は人生のより良い選択を可能にし、しかもサッカーの技量向上にも大きく貢献するからです。
中学年代後の人生時間
サッカー引退後の人生時間を考えてみてください。
- 高校で引退:18歳
- 大学で引退:22歳
- 社会人(プロ)で引退:35歳
人生100年時代として、サッカー引退後のおよそ80年の人生時間を、子どもたちはどのように生きていけばいいのでしょうか。この先高校、大学へはサッカーで進学するのでしょうか。それとも中学年代でサッカーを辞め、他の道を選ぶのでしょうか。
進路
進路についてこれまでの経験で言えるのは、なんとなくサッカーを絡めて高校、そして大学への進路を決める子の割合が大きいです。
自分の進路を決めるのは自分しだい。だけど人生時間を考えたとき、曖昧な選択でなんとなく進路を決めてしまうのは考えものです。
この重要な選択について、何か任せ、誰か任せな状況のまま時間が過ぎる子はじつに多く、重要な決断に対して事前準備ができている子はごく僅かと言えます。
準備
準備のなさは、行き当りばったりでの選択になりがちです。だから、より良い選択ができるようになるために、準備する習慣を身につけることが重要なんです。
自分のことは自分でする。自分で決めたことに対して責任を持つ。小さなことでもいいからこの習慣を繰り返すことで自律心は育ち、いつも先を見据えて準備をする力が身につきます。
そしてこの習慣は不思議なことに、サッカーのプレーに必ず現れてきます。